2022-01-01から1年間の記事一覧

生物技術者連絡会通信 2022年12月号

生物技術者連絡会通信 2022年12月号 <生物技術者のための時事用語〜30 by 30> 読みはサーティ・バイ・サーティ。2030年までに地球の陸域と海域の30%以上を自然保護区として守ろうという国際目標で、2021〜2022年に開催された生物多様性条約第15回締約国会…

生物技術者連絡会通信 2022年8月号

生物技術者連絡会通信 2022年8月号 <生物技術者のための名所案内〜畔田谷津> 筆者は家庭の都合で現在金沢市に住んでいますが、本来の自宅は千葉県佐倉市にあります。今のところ空き家状態なので月に1〜2回ほど戻ってメンテナンスしに行ってます。佐倉市に…

生物技術者連絡会通信 2022年7月号

<生物技術者のための名所案内〜平栗いこいの森> 金沢市は山の尾根先に作られた平山城を中心とした都市で、面積的には山岳部(山林)が全体の三分の二を占め、残りが平野部に砂浜海岸が少しといったところです。山岳部は基本的に険しい地形ですから、人が住…

生物技術者連絡会通信 2022年6月号

生物技術者連絡会通信 2022年6月号 <生物技術者のための名所案内〜金沢城公園> 金沢城公園は兼六園と並び金沢市を訪れる観光客の定番名所です。復元された城郭建築や石垣、庭園など、SNS映えするビジュアルなポイントに事欠かない場所ですが、生物技術者の…

生物技術者連絡会通信 2022年5月号

生物技術者連絡会通信 2022年5月号 <生物技術者のための名所案内〜健民海浜公園> 昨年の春に金沢市内の健民海浜公園で見られる渡り鳥の話題を取り上げました。今年も4月から多種多様な渡り鳥が続々とここにやってきています。健民海浜公園の中でも,、かつ…

生物技術者連絡会通信 2022年4月号

生物技術者連絡会通信 2022年4月号 <生物技術者が見た風景 〜 キクザキイチゲ咲く谷> 4月になるとさすがに北陸でも山の雪は消え、光がいっぱいに当たるようになった地表からは可憐な花たちが次々に咲いてきます。ここは関東とは違い、平野の端からいきなり…

生物技術者連絡会通信 2022年3月号

生物技術者連絡会通信 2022年3月号 <総合衛生管理業の生物技術③ ~ 虫の同定に必要なスキル> 総合衛生管理業における動物の同定作業は、その目的や必要とされるスキルが自然環境調査での同定作業と大きく違っています。自然環境調査での同定作業はそれが貴…

生物技術者連絡会通信 2022年2月号

生物技術者連絡会通信 2022年2月号 <生物技術者が見た風景 〜 この跡って何?①> 生物技術者が持つべき技能の一つに糞や足跡、羽毛や獣毛、食痕といった動物が残した痕跡、一般的にアニマルトラックといわれるやつですが、その動物を判定する能力があります…

生物技術者連絡会通信 2022年1月号

生物技術者連絡会通信 2022年1月号 <今月のデータ 〜 クロヤマアリは巣からどこまで行く?> 2006年、仕事の合間に取ってみたデータを一つ。サッカーグラウンド周りの草地を歩いていたところ、クロヤマアリの巣を見つけました。そんじょそこらにいるアリで…